近世・近代の南山城―綿作から茶業へ

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近世・近代の南山城―綿作から茶業へ

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  • サイズ A5判/ページ数 350,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130460606
  • NDC分類 612.162
  • Cコード C3033

出版社内容情報

南山城地域の大庄屋「浅田家」に残された貴重かつ豊富な史料をもとに,近世・近代における畿内の農村のあり方や産業形態の変化を多面的な視角からダイナミックに描き出す.1986年から約10年間にわたって行われてきた「浅田家文書研究会」の画期的研究成果.

内容説明

本書は、東京大学経済学部図書館文書室に所蔵されている山城国の大庄屋浅田家(現・京都府相楽郡山城町)の文書を中心とする諸史料に基づき、近世から近代にかけての南山城農村の成立・展開・再編の過程を多面的・実証的に明らかにしようとするものである。

目次

第1章 上狛村の村切りと共同体
第2章 江戸時代前期の農民家族
第3章 江戸時代中後期の農民家族―宗旨改帳より
第4章 南山城と都市―人の動きを中心に
第5章 浅田家の商人的活動と藤堂藩
第6章 近世南山城の綿作と浅田家の手作経営
第7章 南山城茶業の展開と茶業金融
第8章 上狛村の階層構成と茶業の担い手たち