出版社内容情報
1970年代以降,企業戦略の一環として展開された海外直接投資の実態とその継続性を,丹念な資料整理と現地調査を踏まえて明らかにするとともに,今後の撤退の可能性を見通す. 日経・経済図書文化賞受賞・森嘉兵衛賞受賞
目次
序章 課題の設定
第1部 分析視角(海外直接投資の決定要因・所説の検討;輸出・ライセンシング・海外直接投資の選択)
第2部 進出(先進国直接投資の動向とアジアへの日・米直接投資;日本企業にみる海外直接投資の決定要因―実証分析)
第3部 撤退(海外直接投資撤退の決定要因―実証分析;アジアにおける日系進出企業の撤退―1971~88年)
第4部 継続可能性(日系インドネシア進出企業の行動と経営資源の移転)
終章 総括と展望