出版社内容情報
1929年恐慌後のアメリカにみられたニューディールの過程を,「草の根」の地域民衆とその生活感覚に根ざした経済意識や民衆運動の役割に焦点をあて,STFU史料,社会党文書,協同農場関連文書など豊富な第一次史料に依拠して分析する. 日米友好基金賞受賞
目次
第1章 1929年大恐慌とアメリカ資本主義
第2章 中西部のラディカリズムとニューディール―農民叛乱から労農革新主義へ
第3章 南部農民運動とニューディール―共同体の崩壊と再生
第4章 ローズヴェルト連合とニューディールの経済学
第5章 ニューディールとアメリカ資本主義―歴史的展望