内容説明
桜の花が咲くころ、新聞記者を休職中のぼくは一つ年上の女とある酒場で再会し、一夜をともにする。そして、数カ月後、酒場に再びぼくが訪れた時に聞いた噂は、２８歳の彼女は妊娠しているというものだった。しかも、彼女は行方不明。父親はぼくじしんなのか？なら、なぜ彼女はぼくに妊娠していることを知らせないのか？教授、魅力的な夫人、１７歳の少女、悲しみも夢も希望もある風に吹かれる人々とめぐり会いながら、彼は彼女を追う。まさに、ガール・チェイス・ストーリー！青春小説の旗手が描く傑作長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ponnnakano
1
なんかよくわからんがとにかくおもしろかった。三十年も前の作品ということで、ところどころ時代を感じさせる部分があり、できれば同時代に読みたかった。と思ったが、三十年前だとこっちの年齢的に無理だったかもしれないので、まあいま読んで良かったと思おう。2018/08/05
