出版社内容情報
ゴールの姿が明確に見通せない難しい課題を解決していくには,絶えず仮説を組み立てて繰り返し検証し,「問題の裏返し」ではない戦略を形作る「社会システム・デザイン」という高度技能が必須である.変化し続けるダイナミックなプロセスの中で課題解決に向かうために必要な方法論と高度なスキルを追求する.
内容説明
未来を創る新しい「常識」。ダイナミックなシステムをデザインし、マネジメントする、新たな方法論と高度スキルを身に着ける。東大EMP(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)を推進し、数々のシステム・アーキテクチャを主導してきた著者の思考を開く!
目次
第1章 「社会システム」としての原発システム
第2章 悪循環を発見する―中核課題の正確な把握
第3章 良循環を形成する―中核課題への対応
第4章 新しい「社会システム」をいかに捉えるか―電力需要・供給システムの変化への対応
第5章 サブシステムを活かす―良循環の原動力
第6章 未知のプロセスとリスクへの対応―廃炉と放射性廃棄物の処理
第7章 誰もが議論できるシステムへ
著者等紹介
横山禎徳[ヨコヤマヨシノリ]
県立広島大学専門職大学院経営管理研究科(HBMS)研究科長、東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム(東大EMP)企画推進責任者。イグレックSSDI代表取締役、東京大学グローバル・アドバイザリー・ボード・メンバー等も務める。1966年東京大学工学部建築学科卒。ハーバード大学デザイン大学院都市デザイン修士、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院修士。前川國男建築設計事務所(東京)、およびデイビス・ブロディ・アソシエーツ(ニューヨーク)において建築デザインに従事。1975年にマッキンゼー・アンド・カンパニー入社。日本企業および海外の企業に対する収益改善、全社戦略立案・実施、研究開発マネジメント、組織デザイン、企業変革、企業買収・提携等のコンサルティングを行う。同社シニア・パートナー、東京支社長を経て2002年定年退職。現在は、社会システムズ・アーキテクトとして「社会システム・デザイン」の方法論の開発、普及に注力している。2003年から4年間、産業再生機構の監査役、2012年には国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員として活動した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
☆ツイテル☆
明るいくよくよ人
お〜