出版社内容情報
科学・工学的アプローチ、そしてマネジメントやデザイン(設計)も包摂したサービスに関する総合的研究の入門テキスト。
内容説明
医療、介護、技術教育、金融、観光、日本型クリエイティブ―サービス産業をいかに革新するか。科学や工学、マネジメントやデザインなども包括した、サービスに関する総合研究の入門。
目次
第1部 サービソロジーとは何か(サービス学とサービソロジー;サービソロジーとサービス価値共創フレームワーク)
第2部 価値共創とサービソロジー(提供者と利用者の「やりとり」による価値共創―日本型クリエイティブ・サービス;サービスの「便益」と顧客満足―医療サービス;「気づき」に基づくサービス提供者間の価値共創―介護サービス;eラーニングを通した「経験価値」の共創―技能教育サービス;サービス共創価値の「測定尺度」をつくる―金融サービス;サービソロジーは何をもたらすか)
第3部 イノベーションとサービソロジー(サービスを「設計する」とはどういうことか;サービソロジーで「経営する」;サービソロジーと「技術革新」)
著者等紹介
村上輝康[ムラカミテルヤス]
産業戦略研究所代表、(株)NTTドコモ取締役(独立社外)
新井民夫[アライタミオ]
芝浦工業大学教育イノベーションセンター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Moloko
1
サービスドミナント・ロジックを軸にサービスの価値を顧客との共創にあるとして、サービスをどのように計測・分析して、どのような技術を使って、どう設計して、サービスに関わる従業員をどう教育していくか等々を研究対象にしたもので、江戸前寿司のサービスの分析、被介護者の満足度が直接的には訊けないようなヘルパーの介護の価値の計測やヘルパーの学習支援、空手の型をオンラインで教えるサービスの実験などのプロジェクトは面白かった。サービスを実践的かつ理論的に研究して体系化することで実際のビジネスに活用できると思えた。2018/04/07
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