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近代社会契約説の原理―ホッブス、ロック、ルソー像の統一的再構成

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  • サイズ A5判/ページ数 338,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130362139
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

戦後日本政治学の主要な研究課題の一つであった,政治社会創造の原理としての近代社会契約説.その中核を担った福田歓一の解釈視角を批判的に継承しつつ,独自の視点からホッブス,ロック,ルソーの社会契約説を総体的に再構成し,その現代的意義を模索する.

目次

第1部 近代社会契約説の「解釈パラダイム」転換(「自然/作為」パラダイムの継承・批判・発展―政治原理としての社会契約説;分析概念としての「全体」と「個」―社会契約説総体の解釈視角をめぐる原理的考察;「個人主義的主体論」から「解釈的主体論」へ)
第2部 ホッブスと推論的作為―自己抑制・主権・政治的統合(「主体」論の視角;「自然」論―状態・法・権利;「作為」論―政治の原理)
第3部 ロックと神学的作為―神・自然法・法の支配(「主体」論の視角;「自然」論―状態・法・権利;「作為」論―政治の原理)
第4部 ルソーと自然的作為―自然の善性・一般意志・公共性(「主体」論の視角;「自然」論―状態・法・権利;「作為」論―政治の原理)
結論 永久革命としての社会契約―「全体」と「個」の弁証法的綜合

著者等紹介

関谷昇[セキヤノボル]
1971年栃木県に生まれる。1995年独協大学法学部卒業。2000年千葉大学大学院社会文化科学研究科修了。博士(法学)。千葉大学法経学部助手を経て現在、千葉大学法経学部助教授
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