出版社内容情報
「生きた化石」といわれるイチョウは途方もない長寿と忍耐力をもった驚異の樹木だ。長崎の出島がつないだ復活という奇跡の物語。
【著者紹介】
1954年、イギリス生まれ。レディング大学で博士号取得。シカゴ・フィールド博物館館長、シカゴ大学地球物理学科古生物部門教授を経て、英国王立キュー植物園園長。現在、イェール大学林学環境科学部学部長。
内容説明
長崎の出島が悠久の命をつないだ!ヒトの役に立ち、敬われてきたからこそ、この愛すべき樹木がたどったあまりに数奇な運命!2億年近く生き延びたあとに絶滅寸前になったイチョウは、人間の手で東アジアから息を吹き返した。その壮大な歴史を、科学と文化から描く名著。
目次
第1部 プロローグ
第2部 植物としてのイチョウの生態
第3部 起源と繁栄
第4部 衰退と生き残り
第5部 ヒトとの出合い
第6部 利用価値
第7部 植物の未来を考える
著者等紹介
クレイン,ピーター[クレイン,ピーター] [Crane,Peter]
1954年、イギリス生まれ。レディング大学卒業後、同大学で博士号を取得。インディアナ大学を経て、シカゴ・フィールド博物館学芸員として研究に従事した。1992‐1999年には同館館長として務め、シカゴ大学地球物理学科古生物部門教授も担当。1999‐2006年、世界的に著名なイギリス王立キュー植物園園長を務める。そこでの研究上の成果と、生物多様性研究に関する国際的貢献への功績により、2004年にサーの称号を授与された。2006年にシカゴ大学地球物理学科教授、2009年にはイェール大学林学・環境科学学部学部長に選任された
矢野真千子[ヤノマチコ]
翻訳家。兵庫県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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