出版社内容情報
裁判外紛争解決手続(ADR)としての調停制度の歴史と現状を、米国との比較から明らかにし、より良い制度設計をめざす実践的研究。
裁判外紛争解決手続(ADR)として活用されている調停.本書は,日米の制度・政策の歴史と現状を明らかにする包括的な調停論である.豊富な事例の分析から,日本の民間調停活動の実態と残された課題を示し,より良い制度設計をめざす実践的研究.
序論 調停をいかにとらえるか
第1部 米国の調停に関する歴史制度的分析
第1章 日本にとっての米国調停の意義
第2章 制度及び件数の面での考察
第3章 調停政策の位置づけ
第4章 機関運営
第5章 手続進行
第2部 日本の調停に関する歴史制度的分析
第6章 制度及び件数の面での考察
第7章 戦前の調停論再評価の可能性
第8章 機関運営
第9章 事例に見る民間調停活動の課題と成果
第10章 利用者のニーズと評価
第11章 民間調停の促進にむけて
結論 希望としての調停
【著者紹介】
入江秀晃:九州大学大学院法学研究科准教授
目次
序論 調停をいかに捉えるか
第1部 米国の調停に関する歴史制度的分析(日本にとっての米国調停の意義;制度及び件数の面での考察;調停政策の位置づけ;機関運営;手続進行)
第2部 日本の調停に関する歴史制度的分析(制度及び件数の面での考察;戦前の調停論再評価の可能性;機関運営;事例に見る民間調停活動の課題と成果;利用者のニーズと評価;民間調停の促進に向けて)
結論 希望としての調停
著者等紹介
入江秀晃[イリエヒデアキ]
1969年大阪市生まれ。1992年東京大学農学部農業工学科卒業。1994年同大学大学院修士課程修了。三菱総合研究所での勤務を経て、2011年3月東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。九州大学大学院法学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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