出版社内容情報
歌舞伎は日本のバロックである――新たな時代を迎える歌舞伎の神髄に迫る決定版入門書を12年ぶりに待望の改訂。図版・写真多数。
歌舞伎は日本のバロックである――というグローバルな視角をひらいた著者による好評の入門書から12年を経て,新しい歌舞伎座に向けて新たに綴った最新版.60年におよぶ研究と現場体験が,豊富な話題と平明な話し言葉によって語られる.新時代を迎える“伝統”を世界に飛翔させる一冊.図版・写真を多数収載.
序章 外から見た歌舞伎――海外公演にみる普遍と特殊
第一章 自在なる演劇空間――劇場と観客
第二章 様式美の綜合芸術――演技と演出
第三章 人間普遍のドラマ――戯曲と作者
終章 世界の中の歌舞伎――演劇の二大系脈のなかで
補章 歌舞伎二十一世紀を行く――「二元の道」の一二年
歌舞伎史略年表
【著者紹介】
河竹登志夫:早稲田大学名誉教授・都民劇場理事長
内容説明
好評の入門書から十二年、新稿を加えた決定版。新時代の幕開けにあたって、第一人者が魅力を縦横に語る。
目次
序章 外から見た歌舞伎―海外公演にみる普遍と特殊
第1章 自在なる演劇空間―劇場と観客
第2章 様式美の綜合芸術―演技と演出
第3章 人間普遍のドラマ―戯曲と作者
終章 世界の中の歌舞伎―演劇の二大系脈のなかで
補章 歌舞伎二十一世紀を行く―「二元の道」の十二年
著者等紹介
河竹登志夫[カワタケトシオ]
1924年、東京生まれ。東京帝国大学理学部物理学科、早稲田大学文学部芸術科卒業、同旧制大学院修了。ハーバード大学客員研究員、早稲田大学文学部教授、共立女子大学文芸学部教授、ウィーン大学客員教授、日本演劇学会会長、日本比較文学会会長等を歴任。現在早稲田大学名誉教授・同大学栄誉フェロー、文学博士(東京大学)、オーストリア科学アカデミー会員、日本演劇協会名誉会長、都民劇場理事長、文化庁芸術祭執行委員長、文化功労者。多くの著書で受賞歴をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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