出版社内容情報
戦後日本政治の基本的な枠組みであった自民党一党支配体制は,なぜ継続し,崩壊したのか.本書は新制度論の観点から,日仏比較を通してこの問いに応えようとするものである.豊富なデータに基づき政治エリートの生成と活動に関する詳細な分析を行った実証的日本政治研究.
目次
第1章 理論的枠組み
第2章 政党の組織構造
第3章 政治エリートのリクルート
第4章 政治的討議
第5章 政治エリートの政治経歴と昇進
第6章 政治活動のパターン、権力構造とリーダーシップ
終章 結論と展望―日仏比較と自民党政治エリート