出版社内容情報
農漁村からダム、工業団地、職業訓練校、診療所、大学、博物館まで、世界10カ国の開発協力の現場を訪ねて、200件を超えるインタビューを実施。国づくり支援から地球規模課題の協力まで、多彩な人びとの声が響き合う。現地の関係者のナラティブを豊かに引用しながら、開発プロジェクトの進化を跡づけた口述史。
内容説明
農漁村、製造業、インフラ、教育、保健医療、人間の安全保障の現場…現地の人びとの語りから浮かび上がる、生きられた援助の現場、そして戦後日本の姿。困難を乗り越えた複数の開発プロジェクトの物語が、いま立ち上がる。
目次
第1章 声を記録する―開発協力のオーラル・ヒストリー
第2章 水の恵み、人の恵み―農漁村の現場
第3章 人づくり、モノづくり―製造業の現場
第4章 教えることは学ぶこと―教育の現場
第5章 健康に生きる権利―保健医療・獣医学の現場
第6章 人間の安全保障に向かって
著者等紹介
峯陽一[ミネヨウイチ]
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。JICA緒方貞子平和開発研究所客員研究員。1961年生まれ。京都大学文学部史学科卒業、京都大学大学院経済学研究科単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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