超大国・中国のゆくえ〈2〉外交と国際秩序

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130342926
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C1330

出版社内容情報

中国の外交戦略の歴史的系譜を辿りながら、現代中国のグローバル大国としての外交理念や国際秩序構想を解明する。

経済力や軍事力の飛躍的増大を背景に,大国として世界に積極的に打って出ていこうとする中国.中華人民共和国の建国以来,いかなる外交戦略が展開されてきたのか.中国は国際社会をどのようにイメージし,いかにして国際秩序を構想しているのか.

序 章 中国外交へのアプローチ
第1章 中国外交戦略の系譜
 1 冷戦構造形成下の毛沢東の外交戦略  
 2 「中間地帯論」からの毛沢東の外交戦略――「三つの世界論」  
 3 独立自主外交の展開――毛沢東から?搶ャ平へ  
 4 脱?搶ャ平と大国外交への回帰  
第2章 グローバル大国に向けての対外戦略
 1 冷戦終結後の国際構造と中国の対外戦略  
 2 グローバル大国に向かう中国の関与政策
 3 グローバル大国か?
第3章 グローバル大国としての外交理念の模索                 
 1 中国のソフトパワー戦略  
 2 多元的な社会,多様な「中国の道」  
 3 揺れ動く外交理念  
第4章 中国の外交行動原理と国際秩序観                   
 1 中国の外交行動の原理――「型」と「利」の関係
 2 中国が目指す21世紀の国際秩序
終 章 中国と国際社会

【著者紹介】
青山 瑠妙
青山瑠妙:早稲田大学教育・総合科学学術院教授

内容説明

経済力や軍事力の飛躍的増大を背景に、大国として世界に積極的に打って出ていこうとする中国。中華人民共和国の建国以来、いかなる外交戦略が展開されてきたのか。中国は国際社会をどのようにイメージし、いかにして国際秩序を構想しているのか。大国外交の虚と実。

目次

序章 中国外交へのアプローチ
第1章 中国外交戦略の系譜(冷戦構造形成下の毛沢東の外交戦略;「中間地帯論」からの毛沢東の外交戦略―「三つの世界論」;独立自主外交の展開―毛沢東から〓(とう)小平へ
脱〓(とう)小平と大国外交への回帰)
第2章 グローバル大国に向けての対外戦略(冷戦終結後の国際構造と中国の対外戦略;グローバル大国に向かう中国の関与政策;グローバル大国か?)
第3章 グローバル大国としての外交理念の模索(中国のソフトパワー戦略;多元的な社会、多様な「中国の道」;揺れ動く外交理念)
第4章 中国の外交行動原理と国際秩序観(中国の外交行動の原理―「型」と「利」の関係;中国が目指す二一世紀の国際秩序)
終章 中国と国際社会

著者等紹介

青山瑠妙[アオヤマルミ]
1999年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。法学博士。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授

天児慧[アマコサトシ]
1947年岡山に生まれる。1980年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現在、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんた

0
中国外交を分析した本。毛沢東以降習近平に至るまでの中国外交の特徴を歴史的に確認すると同時に、中国外交の変遷を外交理念や外交原理といった視点からも分析している。そのほかも具体的に、中国がアジアやアフリカ、中東といったそれぞれの地域との間でどのような外交を行ってきたかや中国のパブリック・ディプロマシーの変遷に関しても確認されている。中国外交の歴史的な文脈を理解する助けになるほか、本書で提起されている「虚」と「実」、「型」と「利」という分析の切り方は興味深いものであると感じる。2017/12/19

やまきりん

0
新中国成立以後の外交史について網羅的かつ多面的に分析している本。対日本、北東アジアといった限られた地域レベルの話だけでなく、世界の中の中国という視点が貫かれているので、1冊読み通せば中国外交の全体像が掴める。2016/12/28

Masako3

0
★★★ 学者らしい論理展開で理解するのに骨は折れるが、ぶれない論旨でで戦後から2014年末までの中国外交の目的、また根底に流れる思想まで分析されている。社会主義を標榜しながら、資本主義の方法論で経済的に拡大してきた中国は、資本イデオロギーとは一線を画した独自の路線追求を目指している。中国観がかなり変わった。2016/06/26

templecity

0
中国は米国に次ぐNo2の地位を拡大したいと考えている。国内は様々な民族や考えがあることから、共同体という意識は希薄で、統治するためのある程度の強権は必要なのであろう。日本の場合は共同体意識が高いことから恥の文化が機能している。「型」を重視している。迷惑をかけてはいけない、名誉ある地位を占めたいと思うなど。中国はあれだけの大国でありながら重要な内容はごく少数の人間で決めている。習近平になって権力の集中化が進んでいる。 2016/11/05

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