U.P.plus<br> 「暴力」から読み解く現代世界

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「暴力」から読み解く現代世界

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130333047
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C1031

出版社内容情報

2019年、香港の大規模デモと政治危機、2020年5月、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが白人警官に首を圧迫されて死亡した事件からのBlack Lives Matter(BLM運動)、2021年2月のミャンマー国軍のクーデターによる民衆への弾圧、そして、2022年2月のロシア・プーチン政権によるウクライナ侵攻……。世界は今、暴力で覆われている。これらの暴力を生み出しうる構造を解き明かす。

内容説明

2019年、香港の大規模デモと政治危機、2020年5月、アフリカ系アメリカ人のジョージフロイドさんが白人警官に首を圧迫されて死亡した事件からのBlack Lives Matter(BLM運動)、2021年2月のミャンマー国軍のクーデターによる民衆への弾圧、そして、2022年2月のロシア・プーチン政権によるウクライナ侵攻…。世界は今、暴力で覆われている。これらの暴力を生み出しうる構造を解き明かす。

目次

1 「暴力」の再領域化(「暴力」の再領域化;テロリズム、黄色いベスト運動、聖職者の性的虐待―現代フランスの「暴力」の諸相を「権力」関係の歴史から読む;「見える」暴力と「見えない」暴力―香港の二〇一九年大規模抗議活動を題材に;暴力と非暴力のアメリカ;平和的な抗議活動をする権利の侵害としての法執行官による「暴力」;「人間の安全保障」からみた「暴力」と「難民」)
2 「暴力」の乱反射(「暴力」の乱反射;ミャンマーにおける国家的暴力/革命的暴力の可視化;冷戦後東欧地域における紛争と暴力の歴史的背景―ユーゴスラヴィアとウクライナ;中東における抵抗の暴力と宗派間の暴力―レバノン内戦下のあるマルクス主義思想家を例に;フランス語圏アフリカの女性に対する暴力―マリの女性性器切除(FGM)の実態と取り組みを中心に
社会運動と「暴力」の関係―メキシコの抗議行動分析を中心に)

著者等紹介

伊達聖伸[ダテキヨノブ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は宗教学・フランス語圏地域研究

藤岡俊博[フジオカトシヒロ]
東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門はフランス哲学・ヨーロッパ思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2024/12/12

Akiro OUED

1
暴力も様々。行為者暴力という見える暴力に対して、構造的暴力という見えない暴力がある。アメリカが未だに引きずってる白人優先主義が構造的暴力の一例だ。今の日本の構造的暴力とは何か。日銀による株価維持や補助金注入による経済構造の維持など、政府の現状凍結バイアス強化がそれかもね。2022/09/11

ブルーツ・リー

0
人類はありとあらゆる差異を見つけて争い続けるのだな、と思う。 本書の結論としての、民主主義が進歩すれば暴力はなくなる。というものに関しても、結局は権威主義体制と民主主義体制、或いは保守とリベラルという二項対立に至ってしまい、結局は争い続けるのだから、この争いは止まらないのではないか。 二項対立を批判したポストモダンにしても、結局は全てを否定する一方で、新たな価値観を創造するものでもなく、新しい事を作ろうとすれば今度は古いとされてしまう価値観との対立が起き。 結局どうあろうとも二項対立の図式は残ってしまう。2024/01/22

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