リベラルアーツの法学―自由のための技法を学ぶ

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リベラルアーツの法学―自由のための技法を学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130323956
  • NDC分類 321
  • Cコード C3032

出版社内容情報

古今東西の古典を素材に、法がさまざまな学問領域や社会生活に密接に関わることを解き明かした新しいガイド。考えながら読み進め、グループワークで活用することにより、「課題を発見し多角的に吟味する能力」「多様な価値観を持つ人々とコミュニケーションする能力」「現代的課題の解決のために行動する能力」の習得へ誘う。高校生から社会人まで、ディスカッションしながら楽しく学べるユニークな授業を遂に書籍化‼

内容説明

古今東西の古典を素材に、法がさまざまな学問領域や社会生活に密接に関わることを解き明かした新しいガイド。考えながら読み進め、グループワークで活用することにより、「課題を発見し多角的に吟味する能力」「多様な価値観を持つ人々とコミュニケーションする能力」「現代的課題の解決のために行動する能力」の習得へ誘う。国際基督教大学ICUの白熱講義、待望の書籍化!!

目次

人間は自由な存在か―聖書と法
法に従うのは自由か―哲学と法
社会契約は自由にするか―政治と法
真実の物語とは何か―歴史と法
正しい戦争はあるか―平和と法
自由の基盤は何か―文学と法
真理は教えられるか―教育と法
自由は語りうるか―言語と法
自由の限界はどこにあるか―倫理と法
宗教は平和をもたらすか―宗教と法
自由市場は法規制すべきか―経済と法
自由意志は虚構か―心理と法
客観性とは何か―科学と法
性規範から自由になれるか―ジェンダー・セクシュアリティと法
SNSを規制すべきか―メディア・コミュニケーションと法

著者等紹介

松田浩道[マツダヒロミチ]
兵庫県に生まれる。2009年東京大学法学部卒業。2011年東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻修了(法務博士)。同年東京大学大学院法学政治学研究科助教。2013年Columbia Law School修了(LL.M.)。2015年東京大学大学院法学政治学研究科講師。2016年国際基督教大学教養学部助教。2019年東京大学大学院法学政治学研究科より論文博士号を取得、博士(法学)。現在、国際基督教大学教養学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

8
法学の入門書。法学や法的思考はあらゆる学問分野、社会事象と関わっていることがよくわかる一冊になっている。古典を参照しながら、法学と他分野の接点を探し出し、その作業の中で見えてくる現代的課題を描いている。法学と関連性の高い、哲学や政治学、宗教学、聖書から出発し、教育学や文学、メディア学にも繋げていく。一般向けの本ではないけれど、学問を深めるための手引きとなるような一冊である。文献の引用(抜粋)や参考文献が豊富。2022/04/27

Praesumptio cedit veritati

2
人文社会科学の様々な古典や文献を足ががりに、法学が扱う事象や法学的な考え方の背景、法学の特徴を描出する。法学が様々な学問領域の蓄積の上に成り立っていることを感じ取れる。また、法学以外の人文社会科学の諸領域への関心も喚起される。 文章は読みやすく、また近時の問題や研究にも触れられている上、引かれている文献の文章も端的に表現されかつ重要なところのように思われ、読んでいて飽きなかった。 法学の入門書として良書。2022/05/04

Go Extreme

1
リベラルアーツは何を目指すか  人間は自由な存在か─聖書と法 法に従うのは自由か─哲学と法 社会契約は自由にするか─政治と法 真実の物語とは何か─歴史と法 正しい戦争はあるか─平和と法 自由の基盤は何か─文学と法 真理は教えられるか─教育と法 自由は語りうるか─言語と法 自由の限界はどこにあるか─倫理と法 宗教は平和をもたらすか─宗教と法 自由市場は法規制すべきか─経済と法 自由意志は虚構か─心理と法 客観性とは何か─科学と法 性規範から自由になれるか─ジェンダーセクシュアリティと法 SNSを規制すべきか2022/05/12

令和の殉教者

0
国際基督教大学の講義(多分1年生向け)を書籍化したもの。法学・法哲学は寡聞にして知らないが、法学プロパー的な内容というより、法学以外の諸学問の成果を法学の視点から眺めたり、応用したりする章が多い。私にとっては知っている内容が多く、また法学についての一般的な知見を得たかったため肩すかしの感があるが、たとえば、これから法律を専門に学ぼうというとき、既存の理論にとらわれない複眼的な視点を得られていいのかもしれない。2022/09/12

三日月しずか

0
かつて憧れであったICUの講義が書籍化された本とあり、読まずにはいられずに手に取りました。リベラルアーツというのはICUの教育方針であり、私自身にとってもこういった教育のあり方が善いものであると感じられます。本書は、法学について様々な視点からの検討がされており随所に古典が引用されているのが特徴です。参考文献の記載が豊富にあり、探究課題なども記されています。個人的には文学、教育、言語、倫理、平和と法の章に特に関心を抱いた。古典を読むのは難しくもあったが、実際に原著にあたってみたい作品を見つけることもできた。2023/09/08

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