講義 民事訴訟 (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 603,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130323628
  • NDC分類 327.2
  • Cコード C3032

内容説明

民事訴訟審理の基本構造と手続ルールを明快に解説。全体像と具体例を併せて示し、理論と実務の架橋を図る。重要論点を網羅、最新の動向を分かりやすく記述。ですます体で講義を再現、図版を多用して理解を促す。簡略手続、上訴を加え民訴法全体をカバー。最良の基本テキスト、全面改訂。

目次

1 民事訴訟審理の基本構造(申立て―審判対象‐権利‐の提示;主張―具体的な攻撃防御対象‐事実‐の提出 ほか)
2 民事訴訟手続の基本プロセス(訴えの提起;口頭弁論 ほか)
3 展開的な訴訟手続(請求の複数化に対する基本的規律;当事者の複数化に対する基本的規律)
4 簡略手続、上訴(手形・小切手訴訟手続;簡易裁判所の手続とその特質 ほか)

著者等紹介

藤田広美[フジタヒロミ]
1962年北海道に生まれる。1985年中央大学法学部法律学科卒業。1987年司法試験合格。1991年裁判官任官。2007年琉球大学法科大学院教授・弁護士(沖縄弁護士会)。2009年新司法試験考査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

世話役

1
民事訴訟法は決定版たる本がない分野といわれてきた。それは、研究者達が悪戯に学説の迷宮を作り上げ、自説に拘泥した本ばかり世に送り出したことと、その反射的効果として実務の運用を適切に紹介してこなかったことが大きいと思われる。こうした中、本書は長らく裁判官を務め、裁判所職員用の教材も執筆した著者が、ロースクールでの教育のため記した本である。実務における民訴法の運用を淡々と解説しており、学説の迷宮からは距離を取るスタンスで書かれている。初学者が民訴の枝葉に絡めとられず、その幹を確認するための本として読むのに好適。

crecsent

1
語りかけるような口調のため授業を受けてるような感じ。訴訟物論争とか普通の基本書だと詳細に記述してるところも実務で問題とされないところはさらっと書いてあったり記述すらなかったり。わかりやすいしイメージつかみやすくて非常にいい。2012/12/05

北山央晃

0
昔の民事訴訟法の教科書はまるで数学のように概念で組み立てた抽象性がきわだって理 解しにくかったけど、この本は理論と実務の間を行き来する妙味を描く工夫がされています。頁数はあるけど読みやすいね。2013/02/09

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