出版社内容情報
最新判例・重要判例を参考に,最新の論点を取り上げる.司法試験の論文試験で求められる思考方法,解答とはどのようなものか.最新判例にも目を配り,総・各あわせて41の設問で重要論点を網羅.答案作成に必要なポイントを整理し,詳細な解説で理解を確かなものにする.さらに著者による解答例も提示.司法試験受験生必携.
内容説明
本書は、刑法の答案の書き方を学ぶことに焦点を絞った演習書である。刑法の講義を聴き、概説書を読んでも、いざ答案を作成しようとすると、そもそも何が論点なのかを把握することが難しい。本書は、どうやって論点を探すのか、その論点をどのような順序で、どのように論じたらよいのか、そしてどのように表現するのがよいのか、すなわち、答案作成の道筋を示すことに徹した実践書である。
目次
第1部 総論問題(実行行為と結果;相当因果関係;中止犯 ほか)
第2部 各論問題(自殺関与と殺人罪、瑕疵ある同意;住居侵入・業務妨害;窃盗罪と詐欺罪、不法領得の意志 ほか)
第3部 総合問題(共同正犯と幇助/文書偽造罪;承継的共犯/同時傷害の特例;承継的共犯/事後強盗罪 ほか)
著者等紹介
木村光江[キムラミツエ]
1955年東京に生れる。1979年東京都立大学法学部卒業。現在、東京都立大学法学部教授、法学博士
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- 和書
- 演習刑法 (第2版)