出版社内容情報
地方自治はなぜ必要か。政治学、経済学、社会学など関連諸分野の理論を活用しながら、人々が身近な生活課題に取り組む場、そして一人では解決できない課題に協力して立ち向かう活動としての地方自治の仕組みや制度、実態を解説し、考える素材を提供する。
内容説明
地方自治はなぜ必要か。人々が身近な生活課題に取り組む場、一人では解決できない課題に協力して立ち向かう活動としての地方自治。社会科学の理論を活用してその仕組みや制度、実態を解説し、考える素材を提供する。教科書、独習書として最適。
目次
第1章 古典にみる自治の理念―自治体はなぜ必要か1
第2章 地方自治の制度と運用―自治の理念にかなっているか
第3章 自治体の選挙と政治―だれが地方政治家になっているか
第4章 地域権力構造と都市政治―統治するのはだれか
第5章 住民自治を実現する制度―自治体に住民の声は届くか1
第6章 公的制度によらない参加―自治体に住民の声は届くか2
第7章 公共財の理論と選好の表出―自治体はなぜ必要か2
第8章 財政1(歳出)―その仕事をなぜ自治体が担うのか
第9章 財政2(歳入と中央地方関係)―自治体財政は持続可能か
第10章 政策実施とガバナンス―自治体の現場はどうなっているか
第11章 コモンズと自治―自治体はなぜ必要か3
第12章 国のかたちと自治の単位―住民は自治体をつくれるか
第13章 自治の課題と公共哲学―自治制度をどう組み立て、動かすか
著者等紹介
伊藤修一郎[イトウシュウイチロウ]
1960年神奈川県に生まれる。東京大学法学部卒業。神奈川県勤務(土木部、企画部、総務部)。ハーバード大学ケネディ政策研究院修了(MPA)。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了、博士(政策・メディア)。群馬大学講師・助教授、筑波大学教授を経て、学習院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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