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政策形成の過程―民主主義と公共性

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  • サイズ A5判/ページ数 248,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784130322089
  • NDC分類 311
  • Cコード C3031

出版社内容情報

政策は,政治家や官僚のみによって決められるものではない.利益集団や経済界の果たす役割は大きく,市民も無関係なわけではない.本書は,政策が形成される過程,そこに孕まれる諸問題,その改善の処方箋を平易に解説するものである.古典的テキストの待望の邦訳.

内容説明

本書は、政府の行為がどのように生み出されるのかについて注意を払いながら、政治システム全体を見る方法として、政策形成を分析するものである。

目次

第1部 序論(政策形成をめぐる諸問題;分析の限界 ほか)
第2部 従来の政府、および政治(投票の不確実性;公選職公務員 ほか)
第3部 政策形成に対するより広範な影響力(政策形成において経済界の占める役割;政治的不平等 ほか)
第4部 よりよい政策形成を目指して(分析の最大限の活用;さらなる民主主義を求めて)

著者等紹介

薮野祐三[ヤブノユウゾウ]
九州大学大学院法学研究院教授

案浦明子[アンノウラアキコ]
筑紫女学園高等学校非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

17
政策形成には、非常に多くの登場人物が関わる。基本的にそれぞれは、自らに利益誘導しがちとされる。極端に利益が偏る政策は成り立たないの普通だ。誰にとっても都合がよいところを決めようとしても、そんなものを誰も知る由もなし不完全なものである。理性的な民主主義の障害とは、特権的地位、不平等、欠陥ある思考である。これら障害を徐々に削減していく必要がある。そのためには、思慮に満ちた一般市民が必要である。2024/06/30

Ryo Onodera

1
ゼミ

0
政策形成はどのように行われるのが望ましく、現実には何がそれを阻害しているのかについて、リンドブロムとその弟子が著したもの。経済界についての記述が面白かった(こなみ)2020/05/05

研修屋:城築学(きづきまなぶ)

0
【読書メモ】マクロ的視点からの論文という趣。研修作成には参考にならなかったです。2018/12/02

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