出版社内容情報
現代政治において政党は不可欠の存在である.しかし政党への不信・失望も繰り返し噴出している.果して政党に未来はあるのか.--国内政治の中の政党,政党自身のメカニズム,国際政治の中の政党,の三つの視点からアプローチする斬新な現代政党政治論.
目次
序章 政党の生息空間と政党政治の分析視点
第1部 国内政治と政党(現代デモクラシーと政党;政党システム―政党間相互作用の枠組;政党と権力―政府の中の政党;政党と議会―議会政治の駆動力;政党と選挙―選挙過程の寡占者;政党と市民―政治的社会化の担い手)
第2部 政治システムとしての政党(政党組織論―政治資源としての組織と数;党内意思決定過程―政党と政策;政党財政―政党政治とカネ)
第3部 国際政治システムと政党(相互依存体制と政党の国際的連帯)