出版社内容情報
働き方のルールを定めた労働法制のすべてが分かる概説書.法令や告示・通達など制度の枠組みを分かりやすく解説するとともに,裁判など実際の紛争事例を多数採り上げ基準や潮流を鮮やかに示す.育児介護休業法の改正(2021年6月)やテレワークガイドラインの改定(2021年3月)など法令改正のほか,「『同一労働同一賃金』最高裁判決」(2020年10月)など重要判例を詳しく紹介,最新の動向を踏まえた待望の改訂版.
内容説明
歴史と理論に根差した概説。充実の改訂版。理論と実務を融合して労働法制のすべてを分かりやすく解き明かす。実務の世界で起こるさまざまな問題を視野に、重要論点を網羅する。裁判例をはじめ事例を多数掲載、現在の基準と潮流が明らかになる。2021年の育児介護休業法改正など、最新の法令を丁寧に説明する。「非正規労働者」「外国人雇用」「障害者雇用」など近時の動向も詳述。主要論点につき代表的な概説書・注釈書に言及し、幅広く分析する。
目次
第1編 総論
第2編 個別的労働関係法
第3編 集団的労働関係法
第4編 労働市場法
第5編 国際的労働関係法
第6編 労働紛争解決法
著者等紹介
水町勇一郎[ミズマチユウイチロウ]
1967年佐賀県生まれ。1990年東京大学法学部卒業。現在、東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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