危機対応学<br> 地域の危機・釜石の対応―多層化する構造

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危機対応学
地域の危機・釜石の対応―多層化する構造

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130302173
  • NDC分類 318.222
  • Cコード C3030

出版社内容情報

度重なる危機に対して,人びとがどのように向き合い,対応し,また対応しようとしているのかを,震災前から総合地域調査を続けている岩手県釜石市の事例に即して考えることで,地域固有の構造的問題を記憶の力に着目しつつ浮き彫りにする.特に記憶の継承が地域社会において果たす潜在的な力に着目する.

内容説明

「危機の多層化」という困難な事態に直面しながらも、果敢な試行錯誤と不断の挑戦を続ける釜石から、あるべき対応のヒントを探る。

目次

戦後釜石における危機の多層化―災害・産業構造転換・人口収縮
第1部 政治と行政の危機対応(震災と地域の収縮―「二重の危機」への対応;危機において政治にできること、なすべきこと―釜石の未来図とその責任;財政からみる釜石市の危機対応力―役立った力と今後必要な力;災害対策本部というドラマ;多層化する地域防災―トリガーや心持ちの重要性)
第2部 経済主体の危機対応(地方企業のフューチャー・デザイン―地域内の関係・外部からの調達;釜石港の再生と地域の危機対応能力―T字路から十字路へ;三陸鉄道をめぐる危機と希望―地域公共交通経営の普遍性・特殊性)
第3部 地域社会の危機対応(個人の危機と法制度―地域における法化と制度化の間隙;高校生人口の減少と高校生活―通学範囲広域化の影響分析;住宅再建までの判断と道程―同じ町の人々の異なる8年間)
第4部 地域の記憶と危機対応(記憶の社会的チカラ―記憶と共に生きるための歴史実践;魚のまち、途中の時間―危機と共に生きる人々と水産業;つながること、つづけること―まつりを復興させる意味)
危機対応と希望―小ネタが紡ぐ地域の未来

著者等紹介

中村尚史[ナカムラナオフミ]
東京大学社会科学研究所教授。専門は日本経済史、経営史

玄田有史[ゲンダユウジ]
東京大学社会科学研究所教授。専門は労働経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。