出版社内容情報
国際関係はどのように研究すればよいか.気鋭の国際関係研究者がゲーム理論,計量分析,テキスト分析,サーベイ実験といった方法を解説しながら,安全保障や国際貿易・金融,難民問題を題材に量的方法による分析を実践し,国際関係研究の醍醐味を示す.
内容説明
国際関係はどのように研究すればよいか。気鋭の国際関係研究者が、世界レベルの多くの研究に適用されているゲーム理論、計量分析、テキスト分析、サーベイ実験といった方法の解説を行いながら、安全保障や国際貿易・金融、難民問題を題材に分析を実践し、新たな知見と研究の醍醐味を示す。
目次
国際関係研究の方法
第1部 制度と戦略:ゲーム理論(同盟のゲーム理論分析―事前協議制度と安心供与;WTO紛争処理制度のゲーム理論分析―GATT21条を手がかりに ほか)
第2部 制度の効果:計量分析(地域制度の計量分析―東アジア地域金融制度の浸透;国際制度としての国境の計量分析―国境画定がもたらす民族紛争への影響 ほか)
第3部 制度と理念:テキスト分析(国際難民制度のテキスト分析―UNHCRにおける北欧諸国の発言を事例に;国際金融制度のテキスト分析―IMFとAMROの国別報告書の比較)
第4部 制度と認識:サーベイ実験(核兵器タブーをめぐるサーベイ実験―日本人の認識を事例に;核抑止制度をめぐるサーベイ実験―第二撃の実行条件)
国際関係研究の展望
著者等紹介
鈴木基史[スズキモトシ]
サウス・カロライナ大学大学院博士課程修了、Ph.D.(国際関係学)。現在、京都大学大学院法学研究科教授
飯田敬輔[イイダケイスケ]
ハーバード大学大学院博士課程修了、Ph.D.(政治学)。現在、東京大学公共政策大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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