出版社内容情報
4年余りにわたり,世界を震撼させたユーゴ内戦.なぜあのような悲劇が起こったのか.ユーゴ内戦は,なぜ発生,激化・拡大し,泥沼化していったのか.それは領域をめぐって争われ,政治リーダーが決定的な役割を果たした民族紛争であった.内戦の全貌に迫る.
内容説明
なぜ悲劇は起こったのか?ユーゴ内戦が発生、激化・拡大し、泥沼化していったのは、単なる民族間の反目によるものではない。各民族の政治リーダーが果たした役割が決定的であった。
目次
はじめに ユーゴ内戦の重要性
序章 ユーゴ内戦の舞台と主役たち
第1章 1990年~1991年―旧ユーゴ連邦の解体とクロアチア内戦
第2章 1992年―ボスニアへの内戦の飛び火
第3章 1993年―和平案の錯綜
第4章 1994年―軍事的構図の整理
第5章 1995年―クライナとボスニア、ふたつのセルビア人共和国の敗北
結び 政治リーダーと民族紛争
著者等紹介
月村太郎[ツキムラタロウ]
1959年東京に生まれる。1983年東京大学法学部卒業。1983~88年東京大学法学部助手。神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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