行政学の基礎概念

行政学の基礎概念

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  • サイズ A5判/ページ数 446p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784130300704
  • NDC分類 317.1
  • Cコード C3031

出版社内容情報

行政,組織,管理,行政需要,政策の作成と形成,計画,効率と能率,行政裁量,行政責任,自治,政府間関係,集権と分権--理論と現実の分析を踏まえて行政学の基礎的な概念を検討した本書は,今後の行政学研究の指針となろう.

目次

第1章 行政の概念
第2章 行政と組織
第3章 行政と管理
第4章 行政需要の概念
第5章 政策の作成と形成
第6章 行政と計画
第7章 効率と能率
第8章 行政裁量
第9章 行成責任
第10章 自治
第11章 政府間関係の概念
第12章 集権と分権

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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3
去る3月に逝去された行政学の大家・西尾勝先生による論文集。1990年の刊行で、採録論文は70年代半ば〜80年代半ばが中心。学部3年次のゼミのレポートに『未完の分権改革』を選択し、『自治・分権再考』にも感化されたことが思い出される。「基礎概念」の名のとおり、行政とは何かなどについて、その根源から原理的かつ体系的に解き明かすため、古さを全く感じない。短編・簡略ながら第11章「政府間関係の概念」は特に面白く、政府間は事務配分ではなく権限配分で捉える、財政論と行政論、管理論と行政論の統合に努めるは今後意識したい。2023/05/04

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