出版社内容情報
近世武士の中核的存在,大名家臣団を対象にその社会が抱える「違いの構造」を解明.歴史社会学や歴史人口学の成果を活用し,さらには「身なり」「しぐさ」の差にも注目.武士という身分に生きた人々の具体像をあざやかに描き出す.
目次
第1部 家格と階層秩序(格と礼の秩序;格式禄高と婚姻;格式禄高と養子 ほか)
第2部 階層の再生産構造(徒士層の編成制度;足軽層の編成制度;士・徒士・奉公人の相続実態 ほか)
第3部 居住形態と経済構造(足軽・中間の供給構造;侍・徒士・足軽以下の存在形態;侍層と武家奉公人)
著者等紹介
磯田道史[イソダミチフミ]
1970年岡山市に生れる。2002年慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学・宇都宮大学非常勤講師。博士(史学)
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