中世東国の太平洋海運

中世東国の太平洋海運

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  • サイズ A5判/ページ数 333,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130260671
  • NDC分類 683.21
  • Cコード C3021

出版社内容情報

中世東国の水上交通や流通を,主に紀伊―関東間を対象として検討.巨視的な視角から太平洋海運の実態を描き出すとともに,それによって展開された流通が個々の湊津やその後背地の社会経済へあたえた影響をも追究.これまでの研究史の間隙をうずめる労作.

内容説明

本書は、中世、伊勢―関東間の東国を対象に太平洋海運の実態を検証し、それが流通はもとより後背地の社会経済とどのような関わりをもっていたかについて追究した。

目次

序章 本書の課題と中世東国水運に関する研究史
第1章 中世前期東国における太平洋海運の状況
第2章 「湊船帳」をめぐって―中世関東における隔地間取引の一側面
付論 「湊船帳」補考
第3章 尾張・参河と中世海運
第4章 遠江・駿河国における湊津と海運
第5章 神人と海運―関東渡海の神船をめぐって
第6章 中世後期東国における流通の展開と地域社会
第7章 戦国期東国の太平洋海運

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