出版社内容情報
ヴェトナム戦争と公民権運動とは,「自由と平等」を根本的な価値としているアメリカ民主主義に深刻な内省を迫り,パクス・アメリカーナを大きく揺るがせる.1960年以後,9・11まで,アメリカ人の人間イメージ,空間認識,生活感覚の変化を探求する.
目次
1 新たなるアメリカ人像の模索―ジェンダー・人種・エスニシティ
2 伸縮する空間意識―宇宙開発・国際意識=冷戦の終焉
3 アメリカン・インスティテューションの危機―戦争・暗殺・暴力・犯罪・麻薬
4 大量消費社会の精神生活
5 メディアと大衆文化
6 二一世紀にむけて
著者等紹介
亀井俊介[カメイシュンスケ]
岐阜女子大学、東京大学名誉教授
鈴木健次[スズキケンジ]
元大正大学
古矢旬[フルヤジュン]
1947年東京に生まれる。1971年東京大学法学部卒業。1975年東京大学大学院法学政治学研究科中退、北海道大学法学部助教授。北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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