出版社内容情報
中国近現代史の通史として定評のあるテキストの改訂版.2008年の初版刊行から10年の間に超大国として世界のなかで位置づけも劇的に変化した中国.第2版では2008年以降の叙述にくわえ,2000年以降を叙述した章を全面改稿し,年表・参考文献も刷新した.新たな現代中国を知るために.
内容説明
中国大陸・香港・台湾をめぐる近代から現在へのあゆみと中国の“いま”を理解するための通史―。最新の世界情勢をふまえた待望のアップデート。
目次
はじめに 中国とは何か(広大な存在としての中国;多様性と統一性、そして両岸三地 ほか)
第1章 中華民国の誕生(20世紀初頭の世界と中国;地方の時代 ほか)
第2章 国民党中国の近代化と抗日戦争(自立への模索;帝国日本との対決 ほか)
第3章 共産党中国の成立と冷戦(戦後再建の試みと国共内戦;戦時体制から社会主義へ ほか)
第4章 現代の中国と世界(改革開放と天安門事件;冷戦の終結と経済成長 ほか)
著者等紹介
久保亨[クボトオル]
1953年生。信州大学特任教授
土田哲夫[ツチダアキオ]
1959年生。中央大学教授
高田幸男[タカダユキオ]
1961年生。明治大学教授
井上久士[イノウエヒサシ]
1950年生。駿河台大学教授
中村元哉[ナカムラモトヤ]
1973年生。東京大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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