出版社内容情報
現代中国を広く深く知るために――最高の執筆陣が贈る近代中国研究必携の入門書。
現代中国を深く理解する手掛かりは,近代の中国にある――中国の本質に迫る学習の手引として,備えるべき研究書・工具書・史料を紹介するとともに研究上の留意点について丁寧に解説する.中国研究のみならず,隣接分野の探究を志す学生・大学院生,一般読者に贈る必携の入門書.
序 章 研究の前提と現実(岡本隆司)
第一章 社会史(吉澤誠一郎)
第二章 法制史(西 英昭)
第三章 経済史(村上 衛)
第四章 外交史(岡本隆司)
第五章 政治史(石川禎浩)
第六章 文学史(齋藤希史)
第七章 思想史(村田雄二郎)
座談会 近代中国研究の現状と課題(執筆者全員)
【著者紹介】
岡本隆司:京都府立大学文学部准教授
内容説明
必読文献の案内から史料の読み方まで、中国理解の鍵となる「近代」の解明に向け、多岐に亘る学習の要点を示した最良の道案内。
目次
序章 研究の前提と現実
第1章 社会史
第2章 法制史
第3章 経済史
第4章 外交史
第5章 政治史
第6章 文学史
第7章 思想史
座談会 近代中国研究の現状と課題
著者等紹介
岡本隆司[オカモトタカシ]
1965年生まれ。京都府立大学文学部准教授。主要著書『近代中国と海関』(名古屋大学出版会、1999、大平正芳記念賞受賞)、『属国と自主のあいだ―近代清韓関係と東アジアの命運』(名古屋大学出版会、2004、サントリー学芸賞受賞)
吉澤誠一郎[ヨシザワセイイチロウ]
1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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