出版社内容情報
独自の発展をとげた中国科学文明,その全体像を明らかにする初の通史.天文・数学・建築・農業・医学などを網羅.最近の研究成果や考古資料を駆使して詳述する.中国科学院自然科学史研究所によってまとめられた定本の完訳.上巻では古代から隋唐までを,下巻は宋元期以降を扱う.
目次
第7章 古代科学技術の最高峰―宋遼金元期(960‐1368年)
第8章 伝統科学技術体系の発展―明清朝、上(1368‐1600年ごろ)
第9章 西洋科学技術体系の受容―明清期、下(1600ごろ‐1840年)
第10章 近代科学技術体系―清末民初期(1840‐1919年)