内容説明
中世社会の姿を、武士と文士という階層の性格をテーマに描く名著の新装版!
目次
第1部 武士の春(勇士たちの社会;武者の好むもの;地頭に法あり;文士は下る)
第2部 荘園の夏(目代を探って;荘園への誘い;東の武士と西の文士たち;侍の家)
第3部 王朝の秋(王朝の物語;歌人の群像;京の武士たち;『吾妻鏡』の誕生)
第4部 文士の冬(絵巻は訴える;都市の小さな空間;公方と公家と;文士の終焉)
著者等紹介
五味文彦[ゴミフミヒコ]
1946年山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東京大学名誉教授・放送大学名誉教授。主な著書に『中世のことばと絵』(中公新書、1990年、サントリー学芸賞)、『書物の中世史』(みすず書房、2003年、角川源義賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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