日本近世商業史の研究

日本近世商業史の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 298,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784130200974
  • NDC分類 672.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

幕藩体制下の社会構造と,商業独自の論理展開との相互規定性・緊張関係を解明し,さらに,近代資本制社会を展望する.すなわち,幕藩制成立期の初期豪商や,幕末期の商品生産・遠隔地間金融の具体的検討をふまえ,封建制から資本制への移行を考える.

内容説明

本書は1960年から1985年にかけて発表した論文の中から、近世商業史の理解にかかわる8編を収録した論文集である。

目次

序章 都市と前期的資本
第1編 形成期幕藩制と商業資本(小浜・敦賀における近世初期豪商の存在形態;初期豪商の性格;寛文期敦賀における都市商業の歴史的性格)
第2編 幕末期の生産と流通(在方絞油業の実態と特質;幕末期における養蚕・製糸業の展開と質地金融;江戸・上方間の為替取引の特質と構造;幕藩制市場の再編と商品生産)

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