出版社内容情報
人生90年時代――サクセスフル・エイジングにおける人間関係の結びなおしの現実と「社会参加の効用」を明らかにする。
団塊の世代が退職をむかえる――もはや「余生」とは言えない長い月日をどのように豊かなものにするかが問われている.社会調査と詳細なインタビューを統合して,サクセスフル・エイジングにおける人間関係の結びなおしの現実と「社会参加の効用」を明らかにする.
第I部 退職シニアと社会参加
1章 退職シニアを取り巻く様々な問題
2章 社会参加についての理論
第II部 サクセスフル・エイジングと社会参加
3章 質量混合研究法による調査
4章 「社会参加位相モデル」の構築
5章 調査データによる「社会参加位相モデル」の検討
6章 社会参加は進んだのか
7章 社会参加の効用
付録(データ/調査票)
【著者紹介】
片桐恵子:日本興亜福祉財団社会老年学研究所主任研究員
目次
第1部 退職シニアと社会参加(退職シニアを取り巻く様々な問題;社会参加活動についての理論―3つの必要性)
第2部 サクセスフル・エイジングと社会参加―理論と研究(質量混合研究法による調査;「社会参加位相モデル」の構築;調査データによる「社会参加位相モデル」の検討;社会参加は進んだのか―2008年調査によるモデルの拡張;社会参加の効用―総合考察)