イデアとエピステーメー―プラトン哲学の発展史的研究

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イデアとエピステーメー―プラトン哲学の発展史的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 624,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130160186
  • NDC分類 131.3
  • Cコード C3010

出版社内容情報

プラトンはイデアを知っていたのか.超越的イデア論から離れて,イデア論を観念や概念と関連づけ,われわれにも理解できる哲学的理論として解き明かす.プラトン哲学を発展の相において捉え,エピステーメー概念をたどることでイデア理解への途をひらく.

内容説明

プラトンの哲学の「思考の枠組」ないし「体系」は、彼の哲学のキーワードによって支えられ、規定されている。プラトンの哲学を理解するとは、言わば「プラトン語」をマスターすることである。だが、プラトンの哲学を「プラトン語」で語っているあいだは、未だ真の理解に到達したとは言えない。真の理解に到達したと言えるためには、自分の(あるいは、自分たちの)ことばで語り直すことができなければならない。つまり、「イデア」、「エピステーメー」、「ドクサ」などの「プラトン語」を用いることなしにプラトンの哲学を語ることができるようになって初めて、プラトンの哲学を真に理解したと言える、ということである。

目次

第1章 プラトンは超越的イデア論者か
第2章 プラトン哲学の原点とイデア論への道程
第3章 仮説的イデア論
第4章 イデア論の再検討―『パルメニデス』
第5章 「エピステーメー」概念の再検討―『テアイテートス』
第6章 「エピステーメー」概念の発展―『ソフィステース』

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

karatte

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畸人堂にて古本で購入。それでも一万円ぐらいかかったような…。研究対象となっている主作品は初期~中期、取り分け『パイドーン』『パルメニデス』『テアイテートス』『ソフィステース』といった中期作品が中心。ソクラテスからエレアの人(=プラトン本人?)への転換期。

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