内容説明
人間の心の進化的基盤を探る。比較を通じて認知機能の制約と階層性を理解する。解題・「比較認知科学」から見えたきたもの(松沢哲郎)を新規収録。
目次
チンパンジーを被験者とした認知科学の成立
AIプロジェクト
物の命名
色の知覚
形の知覚
イメージの回転と対称性
個体認知
記憶
数の概念
言語の二重性
比較認知科学への展望
エピソード
著者等紹介
松沢哲郎[マツザワテツロウ]
1950年生まれ。1974年京都大学文学部卒業。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程中退、理学博士。現在、京都大学霊長類研究所教授。専攻は霊長類学・心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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