チンパンジーから見た世界

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130151627
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3311

内容説明

人間の心の進化的基盤を探る。比較を通じて認知機能の制約と階層性を理解する。解題・「比較認知科学」から見えたきたもの(松沢哲郎)を新規収録。

目次

チンパンジーを被験者とした認知科学の成立
AIプロジェクト
物の命名
色の知覚
形の知覚
イメージの回転と対称性
個体認知
記憶
数の概念
言語の二重性
比較認知科学への展望
エピソード

著者等紹介

松沢哲郎[マツザワテツロウ]
1950年生まれ。1974年京都大学文学部卒業。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程中退、理学博士。現在、京都大学霊長類研究所教授。専攻は霊長類学・心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たかね@心理学

2
天才チンパンジーと呼ばれた「アイ」。「AIプロジェクト」と呼ばれる認知科学実験について、認知科学の視点の下に書かれた本。…ー「なにをするんだ」というようすで、アイはわたしの方をみた。ーチンパンジーに人間味を持たせ、記述している点が気になる(そちらの方が分かりやすいからだと思うが)。…エラーレス学習、プローブ・テスト、色彩基本語、心的回転、ギャラップの自己認識テスト、サンプル・ブロック学習法、マスキング課題、時間制限課題、サッケード、直感像記憶、参与観察、「教えない教育」「見習う学習」、エンリッチメント。2014/07/25

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