出版社内容情報
【目次】
総論 ジャーナリズムの思想からメディアの思想へ
1 鶴見俊輔と『ジャーナリズムの思想』
2 神託のメディアからコミュニケーションのメディアへ
3 媒介作用としてのメディア
4 メディアの思想を可能にする視座
Ⅰ 新聞というメディアの語り――佐幕派のゆくえ
1 薩長政権と敗者たちのジャーナリズム
2 長谷川如是閑と対立的群意識としての新聞
3 戸坂潤と資本主義の言説装置
†資料編
成島柳北 前田愛(1976)
新聞文学 長谷川如是閑(1933)
新聞現象の分析――イデオロギー論による計画図 戸坂潤(1932)
Ⅱ 映画という衝撃――資本主義とカメラのまなざし
1 まなざしとしての映画
2 映画・文学・資本主義
3 マルクス主義と記録映画
†資料編
芸術形式としての小説と映画 平林初之助(1930)
傾向映画の問題 岩崎昶(1931)
記録映画論 今村太平(1940)
Ⅲ 映画の街、テレビの部屋
1 映画の街と「雑多」なまとまり
2 テレビの部屋と大衆社会
3 現在としてのテレビ――まなざしの同時複数性
†資料編
ポスターの街――『浅草』の民衆娯楽 権田保之助(1921)
テレビジョン時代 清水幾太郎(1958)
テレビはジャズである 萩本晴彦・村木良彦・今野勉(1969)
IV カメラのまざなしと視覚の習い――写真・映画・日常感覚
1 写真という思考――視聴覚革命の原点に戻る
2 『ゲルニカ』とキッチュのあいだ
†資料編
眼と眼ならざるもの 多木浩二(1972)
前衛的記録映画論 松本俊夫(1959)
俗悪の思想――日本的庶民の美意識 石子順造(1971)
V 集団的想像力とメディア――媒介する思考
1 メディア技術と集団的想像力
2 記録・表現・運動する集団知
†資料編
委員会の論理――一つの草稿として 中井正一(1936)
コミュニケイションと文学――フランス革命下のコミュニケイション 多田道太郎(1956)
話しあい 書きあう仲間 鶴見和子(1963)
限界芸術論 鶴見俊輔(1967)
VI ネット社会への予言――清水幾太郎と鶴見俊輔
1 21世紀の流言蜚語――情報の過少から過剰へ
2 ネット社会は新しいのか
3 媒介の思想の底に潜ることから
†資料編
流言蜚語 清水幾太郎(1937)
ことばのお守り的使用法について 鶴見俊輔(1946)
匿名の思想 清水幾太郎(1948)
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