出版社内容情報
家庭や保育所・学校などでのやりとりを通じて子どもの情動的認知が育ち,手や体をつかうことで動作的認知が育ち,それを土台に言語が育つ.長年,その発達過程をていねいに観察・記録・分析してきた著者たちの,言語発達研究についての思いをまとめたもの.
内容説明
子どもの言語を発達させるのは子ども自身。大人の役割はそのための環境を整えること。家庭や保育所・学校などでのやりとりを通じて情動的認知が育ち、手や体をつかうことで動作的認知が育ち、それを土台に言語が育つ。長年、その発達過程をていねいに観察・記録・分析してきた著者たちの、言語発達研究についての思いをまとめたもの。
目次
第1章 人間の発達―自己を知ることを通して
第2章 情動的・動作的認知と言語発達―健常児・障害児に共通な発達過程を考える
第3章 言語発達研究を問いなおす(言語発達研究の前提としての問題;言語発達研究の残された問題)