境界で踊る生命の哲学―皮膚感覚から意識、言語、創造まで

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境界で踊る生命の哲学―皮膚感覚から意識、言語、創造まで

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  • サイズ 46判/ページ数 258p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784130130844
  • NDC分類 461.1
  • Cコード C1045

内容説明

おもしろ実験エピソードを紹介しながら縦横無尽に科学の各領域をつなぎ、あれよあれよという間に話題を広げて意識、言語、社会、芸術までやわらかく語り尽くす本書は、“文系自認”の人にも入りやすい理想の「知の教室」。知はおもしろく、美しい。傳田トーク、きっとクセになりますよ。

目次

序章 場というもの
第1章 場に操られる人間
第2章 境界場の存在
第3章 境界場の意味
第4章 人間の意識
第5章 内界の虚構
第6章 意識という場
第7章 言語の場
第8章 境界の運命
第9章 創造について
第10章 自然との対話
第11章 芸術が永遠に触れるとき

著者等紹介

傳田光洋[デンダミツヒロ]
1960年神戸市生まれ。現在、明治大学先端数理科学インスティテュート客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンノレン

56
冒頭の皮膚表面の新陳代謝やその際のイオンのやり取りとかの精緻な説明以降じっくり読み進めたが何故か徐々に異様なトーンというか、それなりの文章はつらつら続くけど今ひとつ論理の繋がりというか根拠がしっくり繋がってこなくて当惑。それらしいことは言っているのだけど無理矢理感や論理の飛躍も。パスカルやらニーチェやら都合よく持ち出して来たり、それらしく纏めに持ち込む。終盤に音楽の話が出て来たところで、この本が彼の専門分野や或いはそれを敷衍した厳密な科学的なアプローチとは程遠いぬるい随筆に過ぎないことを確信した。2025/09/11

Tenouji

11
確か、Gemini君に勧められたのだと思う。科学的なエッセイだが、個人的に、とても面白かった。熱力学エントロピーと場の話しからの展開だが、世の中の様々な現象を場の視点から考察していて、感覚が非常に近い印象を受けた。生命体の膜の話しから、鋳型による生命誕生の考察まであって、なんだか懐かしい。仕組みの詳細な分析よりは、全体性からの考察の方に興味が移っているので、とても良いタイミングで出会った良書だった。2025/08/08

y

2
大変おこがましいのですが、常日頃自分が考えていることが書いてあると思ってしまいました。 科学も芸術も世界を表現する方法と考えていたので、我が意を得たりと感じました。 ナラティブモジュールの話はとても納得感がありました。 装画も好みですし、とてもよい本に出会ったなぁと思いました。2025/08/30

Go Extreme

2
境界概念 皮膚感覚 生命科学 学際的アプローチ 物理的・抽象的境界 情報交換 場の概念 磁場影響 地磁気感知 身体情報処理 脳身体協調 バリア機能 角層構造 カルシウムイオン 修復メカニズム 触覚拡張 意識形成 アイソレーションタンク 感覚遮断 言語抽象化 人間特有思考 現実捉察限界 意識独走 創造性源泉 既存枠組み超越 辺縁的思考 自然対話 無意識的思考 美的感覚 ヘキサデカナール コロナ感覚異常 アメフラシ学習 カニッツァ三角形 知覚補完 メンデレーエフ周期律 デフォルト・モード・ネットワーク2025/04/14

Yuki Tsuruoka

1
「内界」と「外界」そこを隔てる「境界」この世界から、著者がさまざまな実験結果を元に思考を展開しているく内容。 私たちは皮膚や腸管の上皮細胞という境界から、外界=自分以外の世界の情報を得て脳で処理をしている。 しかし、境界で接する情報は無数に存在するため、すべてを脳で処理することは出来ない。そのため、境界から内界という脳へは一部の情報しか意識、認識として昇華されない。 この事を自覚し、常に疑う目で世の中をみることは大事なのだと感じた。そうでないと自分に騙されている可能性があると思った。2025/10/19

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