図式と操作的確率論による量子論

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図式と操作的確率論による量子論

  • 著者名:中平健治
  • 価格 ¥4,950(本体¥4,500)
  • 森北出版(2022/10発売)
  • ポイント 45pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784627170612

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内容説明

◆量子論の数学的構造を直観的に理解する◆
量子論は、標準的な教科書では、ヒルベルト空間の言葉を用いて説明されていたり、解析力学などの物理学に関する知識を前提に説明されていたりと、その性質を直観的に理解するにはたくさんのハードルがあります。

しかし、量子論のもつ性質そのものにフォーカスすれば、より直観的な理論展開が可能です。
それが、本書で紹介する「図式」と「操作的確率論」によるアプローチです。

図式によるアプローチは、オックスフォード大学のボブ・クックが中心となって提唱したもので、量子論のふるまいを直観的に記述できる言語として、現在、世界中で関心が高まっています。また操作的確率論(operational probabilistic theory)は、一般確率論(generalized probabilistic theory)ともよばれ、古典論と量子論を包括する洗練された理論体系として、量子情報分野で注目されています。

本書では、この二つのアプローチを軸に、量子論の数学的構造を明らかにしていきます。

目次

第1章 はじめに
第2章 線形代数
第3章 操作論と図式の基礎
第4章 エルミート行列・半正定値行列が作る操作論
第5章 量子論の数学的構造
第6章 操作的確率論の基礎
第7章 操作的確率論の性質
第8章 量子論の性質
付録A 線形代数の基礎
付録B 図式での表記
付録C 操作的確率論と量子論の対応関係

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

N

1
操作的な要請を課した枠組を考えることで古典論や量子論を含む広いクラスの理論を扱うことができる操作的確率論に関する稀有な日本語の教科書. 図式による操作論に関心があったが今ひとつ何を意味しているのかよく分からなかったのがこの本を読むことでイメージをつかめるようになった. 数式の行間が時々あってそれらを全て埋めて読むことができたわけではない. 操作的確率論の万全な理解のためには他に論文等を読む必要があるかもしれない.2022/12/02

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