出版社内容情報
人間の「こころ」が,いかに社会的な制約を受けながら情報を処理しているか,また「社会」の対人的なつながりの中でいかなる働きをしているかなど,「こころ」と「社会」との相関を概説する.本書は,認知科学と社会心理学が出会うところに誕生した.
目次
1部 〈こころ〉の仕組みと働き(認識する〈こころ〉;働く知識;推論する〈こころ〉;決める〈こころ〉;働きかける感情)
2 〈社会〉にかかわる〈こころ〉(〈こころ〉と〈こころ〉―コミュニケーション;集団の中の〈こころ〉;〈こころ〉をつなぐ〈社会〉―コミュニケーション・ネットワークとマスメディア;〈社会〉を動かす〈こころ〉―社会過程と社会変容)