東洋叢書<br> 韓国のキリスト教

東洋叢書
韓国のキリスト教

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 211,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784130130356
  • NDC分類 192.21

出版社内容情報

占領下の独立運動から今日の民主化闘争へ,韓国の近代史をつねに先頭に立って切り拓いてきたのはキリスト教であった.福音が社会矛盾と鋭く切り結んで土着化していった様を,一つの思想史としてヴィヴィッドに描く.日本の読者に向けた書き下し.解説=武田清子

目次

序「韓」(ハン)的霊性と宗教文化
第1章 キリスト教の受容と土着化(儒教文化の解体とカトリックの受容;プロテスタントの受容と展開;韓国キリスト教の思想的類型)
第2章 民族の受難とキリスト教(独立運動とキリスト教;神社参拝問題;受難期のキリスト教思想)
第3章 解放後のキリスト教(社会変動とキリスト教;民主化闘争と民衆神学運動;韓国キリスト教の特質と課題)
韓国キリスト者との対話のために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

1
身近に何人か韓国のクリスチャンがいるという事情が手伝って手に取る気になった。まず、本文の冒頭部分で、朝鮮韓国の土着宗教の根底をなす原理である風流道なるものについての解説には、かなりの興味を覚えた。この原理には後に朝鮮韓国の民衆にキリスト教受容を容易にさせる要素があるという。このあたりは日本のキリスト教受容との違いを考える上で、かなりキーポイントになるのではないか。2009/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/96194
  • ご注意事項

最近チェックした商品