ギリシア思想入門

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ギリシア思想入門

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  • サイズ A5判/ページ数 233,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130120616
  • NDC分類 131
  • Cコード C3010

出版社内容情報

ホメロスから、ギリシア悲劇、ソフィスト、ヘレニズム時代の哲学まで、古代ギリシア人の思想の全体を描きえた最良の入門書。

現代文明の基盤の一つとなった古代ギリシア文明とはいかなるものだったのか.ホメロスから,三大悲劇詩人,ソフィスト,ヘレニズム時代の哲学まで,神話,文学,哲学の流れを生き生きと描きだし,古代ギリシア人の思想の特質を明らかにした決定版.

第1章 ギリシア人とはなにか(一)――自由と法
第2章 ギリシア人とはなにか(二)――理性と本質への眼差し
第3章 ホメロス
第4章 ギリシア悲劇
第5章 ソクラテス以前の哲学(一)――ミレトスを中心とする自然哲学の誕生
第6章 ソクラテス以前の哲学(二)――南イタリアを中心とする多様な哲学の展開
第7章 ソフィスト
第8章 ソクラテス
第9章 プラトン
第10章 アリストテレス
第11章 エピクロス
第12章 ストア哲学

【著者紹介】
岩田靖夫:東北大学名誉教授/仙台白百合女子大学名誉教授

内容説明

神々の物語から諸哲学まで、この思想の全体像を描く。ホメロス、悲劇詩人、ソフィスト、ストア学派…。現代文明の基盤の一つとなった、古代ギリシア人の思想の特質をたどる決定版。

目次

ギリシア人とはなにか(1)―自由と法
ギリシア人とはなにか(2)―理性と本質への眼差し
ホメロス
ギリシア悲劇
ソクラテス以前の哲学(1)―ミレトスを中心とする自然哲学の誕生
ソクラテス以前の哲学(2)―南イタリアを中心とする多様な哲学の展開
ソフィスト
ソクラテス
プラトン
アリストテレス
エピクロス
ストア哲学

著者等紹介

岩田靖夫[イワタヤスオ]
1932年東京生まれ。1961年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。北海道大学助教授、東北大学教授、聖心女子大学教授、仙台白百合女子大学教授を経て、東北大学名誉教授、仙台白百合女子大学名誉教授、文化功労者。専攻、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Ex libris 毒餃子

10
岩田靖夫『ヨーロッパ思想入門』をギリシア思想にフォーカスした本。ギリシア人の本性からストア哲学まで網羅している。入門としてはぴったりの内容でした。2022/07/18

イキュア

2
古代ギリシアの思想はどういったものかを垣間見える入門書。ギリシアでは、生命や世界の本質を理解しようとしていたことが感じられる。その中でやはり異質はソクラテス、何故彼だけが、その時代と隔絶した考えを持つに至ったのか謎である。他者から見た記録しか残っていないため、その内面は窺い知れず、逆に彼そのものが真理の様な存在になっているように感じる。それともそのような存在となるために、わざと自身では記録を残さなかったのだろうか?2022/07/31

はるたろうQQ

1
ギリシア思想は百家争鳴の状態なので哲学者列伝みたいな形になる。その中でエピクロスが面白かった。この世界は、無限の空虚の中で無限数の原子が無目的に飛び交い、衝突、結合、分離を繰り返し、無限の世界が生成消滅し、果てしなく反復回帰する。神的原因や目的論的説明を排除する。ソクラテスやプラトンとは対照的。また神はいるが、人間には無関心で人間とは関係を持つことは無いとする。快楽とは肉体の健康と魂の平安であるとし、快楽を求めるが故に目前の欲望には謙抑的に生きる。無為自然で、静かに生きよという東洋的な生き方に似ている。2019/02/14

フジタ

1
古代ギリシアの成立や、ホメロスをはじまりとするギリシア人の神観念など、哲学者たちが思索する下敷きからたっぷりと解説した一冊。知っている人が読み物としてさくさくと読むにはいいかもしれないけれど、ちょっとした入門のつもりで手をつけたら予想以上の重量がありました。いやはや、たっぷり大学の一講義分の内容です。//いちいち現代や日本の問題にからめてくるのがちょっとうるさかったような……ギリシアの話だけでいいです。2015/09/24

Yukiko

1
面白かった!こういう本を、10代で読む機会があると、その後の教養の深さが違うだろうと思う。もともとのテーマが難しいから、難しい本だけれど、たぶんこれ以上は平易にしようがない入門書なのだと思う。2013/02/02

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