学習の生態学―リスク・実験・高信頼性

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  • サイズ B6判/ページ数 330,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130111270
  • NDC分類 141.33
  • Cコード C3011

内容説明

学習は、現場実践に潜むリスクを切り分けながら、ある実験として進んでゆく。学習理論の再検討から組織を見直してみるレッスン。人間の思考・学習を社会科学的にとらえ、高信頼性組織の遂行における「日常的実験」という領域の重要性をあきらかにする。

目次

1 実践から日常的実験へ―学習理論の再検討(野生の知識工学―「暗黙知」の民族誌のための序論;状況・行為・内省―共同体神話を超えて;空洞の共同体―教育研究における徒弟制モデルの功罪;学習の実験的領域―試行・コスト・免責)
2 組織というレッスン―リスク・知識・テクノロジー(組織、リスク、テクノロジー―高信頼性組織研究について;アメリカン・アサイラム―精神病院民族誌と科学社会学の起源;野生のリスク管理―病棟のダイナミクスを観る;救命救急センターにおける組織と学習)

著者等紹介

福島真人[フクシママサト]
東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学大学院社会科学系博士課程修了、博士(学術)。東京大学東洋文化研究所研究助手、国際大学助教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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明るいくよくよ人

1
洞察に溢れたすごい本だと思う。特に1章からは、ドメインやメタ知識に関わる大きな研究の流れがうねりを含めて描かれている。ロジックも明確で感動ものだ!2020/06/03

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