出版社内容情報
検査の考案者であるマレーの発想の原点に立ち返り,TATの何たるかの考察から,30年の臨床経験に基づき,TATの本来の使い方を主張する.TAT研究の概観,TAT物語に関する考え方の変遷や主な争点の整理,さらに著者の解釈法や事例を詳説する.
目次
第1部 かかわり分析の構想(ほこり高きTAT;人間理解とかかわり分析;欲求―圧力理論とかかわり分析の人間像;TAT物語とは何か)
第2部 かかわり分析の手続きと方法(TAT図版の世界;TAT実施の基本姿勢と手続き;かかわり分析の解釈態度と方法)
第3部 かかわり分析の実際―事例とフィードバックTATの過程(かかわり分析の解釈例;フィードバックTATの方法と実際;かかわり分析とフィードバックTATの事例)