出版社内容情報
世界の脱呪術化,合理化のプロセスという宗教史への洞察,歴史解釈の方法論としての理念型や類型論の検討,さらには背景としての文化的プロテスタンティズムの風土を分析しながら,浩瀚なウェーバーの宗教理論に精細な再検討をほどこす.
目次
1 ウェーバーの宗教観―そのプロテスタント的性格について
2 歴史解釈の方法―理念型
3 「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」再考への一視点―宗教理解の視点からの問題点素描
4 経済合理主義の宗教的淵源を求めて―歴史と宗教の解釈学としてのウェーバー「倫理」論文
5 ウェーバーにおける2つの救済類型論―「宗教社会学」と「中間考察」の比較分析
6 合理化プロセスと宗教史
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