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公共哲学叢書
公共哲学の古典と将来

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  • サイズ A5判/ページ数 297,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130100991
  • NDC分類 102
  • Cコード C3010

出版社内容情報

「公共的なるもの」とはいったい何か.アリストテレス,トマス・アクィナス,朱熹,伊藤仁斎,カント,共和主義……古今東西の思想のなかに公共性の原型を探り,それらが現代にもつ可能性を示す.執筆者たちによる縦横無尽の討論も収録.

内容説明

アリストテレス、トマス・アクィナス、朱熹、伊藤仁斎、カント、共和主義…古今東西の思想のなかに公共性の原型を探り、それらが現代にもつ可能性を拓く。

目次

第1章 デモクラシーと幸福―自己実現と自己奉献 幸福の二つの次元
第2章 協働態的公共圏の諸相とペルソナ―トマス・アクィナスの共通善哲学を手がかりとして
第3章 小人がもし〓(かん)居しなければ―中国思想における公共空間の論じ方
第4章 徳川前期の公共をめぐる倫理思想
第5章 永遠平和・人倫・宗教間対話―ドイツ観念論の公共哲学的ポテンシャル
第6章 古典的共和主義から新公共主義へ―公共哲学における思想的再定式化

著者等紹介

宮本久雄[ミヤモトヒサオ]
1945年生れ。東京大学大学院総合文化研究科教授。哲学・キリスト教思想専攻

山脇直司[ヤマワキナオシ]
1949年生れ。東京大学大学院総合文化研究科教授。公共哲学・社会思想史専攻
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