ギリシア哲学の最前線〈2〉

ギリシア哲学の最前線〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 169p
  • 商品コード 9784130100205
  • NDC分類 131

内容説明

いまやギリシア哲学は、哲学史の物語に閉じこめられることなく、われわれ自身が思索し哲学する〈知〉の最前線をさし示すものになった.戦後から80年代までギリシア哲学研究史上に一時期を画し、数多の論議を呼んだ問題作を精選して、それぞれに詳しい解題を付す.

目次

1 内属性(G.E.L.オーエン)
2 アリストテレスと存在論の罠(G.E.L.オーエン)
3 アリストテレスの心の概念(J.バーンズ)
4 アリストテレスと善き人への学び(M.F.バーニェト)
5 アリストテレスの快楽論(G.E.L.オーエン)

感想・レビュー

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5
こちらはアリストテレス関連。グウィリム・E・L・オーウェン、ジョナサン・バーンズ、マイルズ・F・バーニェットの論文を所収。シリーズ第1巻よりはいくぶん論争性がやわらいでいるかも(ヴラストスの論文がないからかな)。そのぶん、前歯が欠けそうなほど(とくに前半は)歯ごたえがある。アリストテレスの主語/述語論(カテゴリー論)、心身問題、倫理と快楽論を主題としているけれども、オーエン「アリストテレスと存在論の罠」が白眉じゃなかろうか。2018/11/23

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