医とまごころの道標(みちしるべ)

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784130033374
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1000

出版社内容情報

東大総長,日本医学会会長を務めてきた病理学者が社会との関わりのなかで見つめてきた、「こころ」をめぐる珠玉のエッセイ集。

東京大学総長,日本医学会会長を務めてきた病理学者の「こころ」をめぐるエッセイ集.大学,人びとの生き方,社会に対して,やさしさと客観的なまなざしで見つめてきた想いを,他者に対する「暖かさ」を持つことの大切さとともに軽妙に語りかける.

まえがき(早石 修)
序 美しい死(――品位ある医療の、一つの結末)
I 大学への想い
II 人々との触れ合い
III 世の中の情景
IV 小さな親切
結 半の効用
あとがき――編集にあたって(吉田潤子)

【著者紹介】
森 亘:元東京大学総長・元公益財団法人医療科学研究所理事長

目次

1 大学への想い(「森の症候」;さんざめき ほか)
2 人々との触れ合い(長谷川敏正先生;トイレ雑考 ほか)
3 世の中の情景(ある民情;名前 ほか)
4 小さな親切(ルールと常識;若者の「小さな親切」に想う ほか)

著者等紹介

森亘[モリワタル]
1926年1月東京都に生まれる。1947年3月旧制第一高等学校理科乙類卒業。1951年3月東京大学医学部医学科卒業。1956‐1959年米国Yale大学留学。1960年10月東京医科歯科大学助教授(医学部・第1病理学講座)。1966‐1967年英国Cambridge大学留学。1968‐1973年東京医科歯科大学教授(医学部・第1病理学講座)。1973‐1985年東京大学教授(医学部・病理学教室)。1981‐1983年東京大学医学部長(併任)。1985‐1989年東京大学総長。1989‐1998年科学技術会議議員(常勤)。1992‐2004年日本医学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

讃壽鐵朗

3
二度目だが、心にしみいる文章だ2022/01/28

讃壽鐵朗

0
著者は、東大医学部の病理学教授を長く務め、さらに総長を4年間され数多くの肩書きを持っておられた高名な方である。 しかし、この本はその背景からは想像できないほど気さくな明るいユーモアに富んだエッセイ集である。 特に定年後生活に余裕が出てきた方々に是非お勧めしたい本である。必ずや、諸処で心に染み入る文章に会えることは確かである。2013/08/19

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