出版社内容情報
「科学」を伝えるとはどういうことなのか.そしてその情報を受け取るとはどういうことなのか――東京大学科学技術インタープリター養成プログラムの講義をもとに,科学コミュニケーション論の理論的枠組みをまとめた初の教科書の新装版.歴史と事例とともに明快に解説する.
内容説明
科学者と市民の双方向性のコミュニケーションとは?東日本大震災の三大災害(地震、津波、原子力災害)、そして新型コロナウイルス感染症禍をうけて、科学コミュニケーションの重要性は、ますます高まっている。東大での講義をもとに、その理論的枠組みをまとめた初のテキスト。
目次
1 歴史で背景(英国における科学コミュニケーションの歴史;米国および欧州の傾向 ほか)
2 理論(科学コミュニケーション;PUS論 ほか)
3 実践と実態調査(出張授業にみる科学コミュニケーション;伝える側の評価:科学技術ジャーナリズムを題材として ほか)
4 隣接領域との関係(科学教育;市民参加と科学コミュニケーション ほか)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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日本/欧米 コミュニケーション温度差 科学技術離れ 理科離れ 科学者 一般人 相互作用 質的改善が活動課題 市民の科学技術リテラシー 科学者の社会市民リテラシー 科学技術リテラシー 異文化コミュニケーション視点 自然観のずれ PUS論 公衆科学理解 欠如モデル 市民知識不足 文脈モデル ローカルナレッジ 市民参加モデル 意思決定 伝えるモデル フレーミング 作動中科学 vs 事後知識 科学は書き換えられる 専門家支配 圧政危険 アウトリーチ 逆説 市民意見の妥当性 科学者の社会的責任 システム責任構築2025/04/23